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06月07日-01号

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  1. 宮古市議会 2002-06-07
    06月07日-01号


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    平成14年  6月 定例会          平成14年6月宮古市議会定例会会議録第1号第1号 平成14年6月7日(金曜日)---------------------------------------議事日程第1号 諸報告 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第1号 平成14年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについて 日程第4 議案第2号 13災335・336・337・338・339号道路(凍上)災害復旧工事請負契約の締結に関し議決を求めることについて 日程第5 議案第3号 市道路線の認定について 日程第6 意見書案第3号 NPO優遇税制の拡充を求める意見書 日程第7 意見書案第4号 自然再生推進法(仮称)の早期制定を求める意見書 日程第8 意見書案第5号 森林、林業政策の充実と関連予算措置を求める意見書 日程第9 請願第3号 地方バス生活路線の維持を求める請願 日程第10 請願第4号 憲法の理念に基づく平和外交の推進と有事関連三法案の慎重審議を求める請願 日程第11 請願第5号 教育予算の拡充、学級編制基準・教職員の定数の改善、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願---------------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(25名)    1番   蛇口原司君       2番   山口 豊君    3番   三上 敏君       4番   坂下正明君    5番   中里榮輝君       6番   千葉胤嗣君    7番   近江勝定君       8番   横田有平君    9番   佐々木 勝君     10番   野沢三枝子君   11番   千束 諭君      12番   前川昌登君   13番   山崎時男君      15番   平沼 健君   16番   永浦奎輔君      17番   中野勝安君   18番   田頭久雄君      19番   城内愛彦君   20番   阿部 功君      21番   田中 尚君   22番   松本尚美君      23番   中嶋 榮君   24番   佐々木武善君     25番   竹花邦彦君   26番   落合久三欠席議員(1名)   14番   工藤 勇君---------------------------------------説明のための出席者   市長       熊坂義裕君    助役       西野祐司君   収入役      長門孝則君    会計課長     小本 哲君   総務企画部長   北村朋生君    総務課長     沼崎幸夫君   企画課長     金澤康拓君    商工観光課長   佐藤省次君   産業振興部長   細越雅佐浩君   農林課長     佐々木建彦君   財政課長     坂本邦雄君    税務課長     廣田司朗君   消防防災課長   盛合嘉博君    水産課長     嶋田宗治君                     農業委員会   地域振興室長   土澤永喜君             高橋秀正君                     事務局長   教育長      中屋定基君    教育次長     白根 進君   学校教育課長   伊藤晃二君    建設課長     浦野光廣君   都市整備部長   宇都宮 満君   都市計画課長   制野忠彦君   社会教育課長   伊藤賢一君    スポーツ振興課長 清水登君   地域福祉課長   小林健一君    生活福祉部長   中洞惣一君   介護保険課長   坂本惠子君    下水道課長    森  勝君   監査委員事務局長 山内伸一君    健康推進課長   飛澤壽男君   総合窓口課長   中嶋敏孝君    環境生活課長   佐々木 毅君   きれいな   まちづくり推進  柳沢良文君    水道事業所長   祝田健二君   センター所長---------------------------------------議会事務局出席者   事務局長     杉村 憲     事務局次長    中澤茂人   速記員      駒井和子 △開議              午後1時01分 開議 ○議長(三上敏君) ただいままでの出席は25名でございます。定足数に達しましたので、これより平成14年6月宮古市議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- ○議長(三上敏君) 会議に入る前に、去る5月28日、東京都日比谷公会堂において開催された第78回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けた議員に対し、表彰状と記念章の伝達を行います。 ◎議会事務局長(杉村憲君) それでは、表彰された方のお名前を読み上げますので、呼ばれた方は演壇の前にお進みください。議長からお一人ずつ伝達いたします。 全国市議会議長会被表彰者、正副議長24年以上、1番、蛇口原司議員。 ○議長(三上敏君) 表彰状。宮古市、蛇口原司殿。 あなたは市議会正副議長として24年の永きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので、第78回定期総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰いたします。 平成14年5月28日、全国市議会議長会会長小泉昭男。(拍手) ◎議会事務局長(杉村憲君) 14番、工藤勇議員が議員20年以上の特別表彰を受けておりますが、本日は欠席しておりますので、後日議長から伝達していただきます。 ○議長(三上敏君) 以上で表彰状と記念章の伝達を終わります。 次に、去る4月17日、青森市ホテル青森において開催された第54回東北市議会議長会定期総会において感謝状を授与された議員に対し、感謝状と記念品の伝達を行います。 ◎議会事務局長(杉村憲君) それでは、感謝状を授与された方のお名前を読み上げますので、呼ばれた方は演壇の前にお進みください。 東北市議会議長会感謝状被授与者、1番、蛇口原司議員。 ○議長(三上敏君) 感謝状。幹事、蛇口原司様。 あなたは本会会議運営の重責を担われ、その使命達成に寄与された功績はまことに顕著であります。よって、第54回定期総会にあたり深甚なる感謝の意を表します。 平成14年4月17日、東北市議会議長会会長青森市議会議長、木村巖。(拍手) ◎議会事務局長(杉村憲君) 次に、同じく感謝状被授与者、三上議長に対しまして、中野副議長から伝達をお願いいたします。 ◆副議長(中野勝安君) 感謝状。幹事、三上敏様。 あなたは本会会議運営の重責を担われ、その使命達成に寄与された功績はまことに顕著であります。よって、第54回定期総会にあたり深甚なる感謝の意を表します。 平成14年4月17日、東北市議会議長会会長青森市議会議長、木村巖。(拍手) ○議長(三上敏君) 以上で感謝状と記念品の伝達を終わります。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(三上敏君) これより諸報告を行います。 宮古市長から、地方自治法施行令第 146条第2項の規定により、平成13年度宮古市一般会計、平成13年度宮古市下水道事業特別会計及び平成13年度宮古市漁業集落排水事業特別会計の各会計繰越明許費繰越計算書及び繰越明許費繰越計算調書地方自治法第 243条の3第2項の規定により、宮古地区広域土地開発公社の平成13年度決算書及び平成14年度予算書の提出がありましたので、配付目録のとおりお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 次に、宮古市監査委員から、地方自治法第 199条第9項及び同法第 235条の2第3項の規定により、定期監査並びに一般会計特別会計及び水道事業会計例月出納検査の結果報告の提出がありましたので、配付目録のとおりお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 次に、去る3月定例会において可決されました医療制度抜本的改革を求め、国民の負担増に反対する意見書、雇用危機突破を求める意見書につきましては、内閣総理大臣及び関係大臣に提出しておきましたので、ご了承願います。 次に、各一部事務組合に選出されております議員に対し、報告のため順次発言を許します。 平成14年3月宮古地区広域行政組合議会定例会における議決事件の概要について、蛇口原司君に発言を許します。 蛇口原司君。             〔1番 蛇口原司君登壇〕 ◆1番(蛇口原司君) 去る平成14年3月26日に招集されました宮古地区広域行政組合議会定例会において審議された議案等につきまして、その概要をご報告申し上げます。 本定例会は、宮古地区広域行政組合宮古消防署3階大会議室において、午後1時に開議され、会期は1日限りでございました。議案等は7件で、お手元に配付しております概要報告書のとおりでございます。 選挙第1号 議長の選挙が行われ、投票の結果、蛇口原司議員が当選されました。 議案第1号 平成14年度宮古地区広域行政組合一般会計予算についてでありますが、原案どおり可決しております。歳入歳出予算総額は41億 9,507万 1,000円で、対前年比1億 2,324万 8,000円、 2.9%の減となっております。主な減少の要因は、平成13年度事業実施した埋立処分地浸出液処理施設及びリサイクル施設整備事業が完了したことによる事業費の減であります。 議案第2号 平成14年度宮古地区広域行政組合食肉処理センター事業特別会計予算についてでありますが、原案どおり可決しております。歳入歳出予算総額は1億 2,651万 5,000円で、対前年比 5,243万 2,000円、1.7 %の増となっております。これは食肉処理センターの廃止に伴い、食肉処理センター施設長期債元金償還金を繰り上げ償還することによるものです。 議案第3号 平成13年度宮古地区広域行政組合一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、歳入歳出それぞれ 5,116万 9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億 7,299万 5,000円にしたもので、原案どおり可決しております。 議案第4号 宮古地区広域行政組合食肉処理センター条例を廃止する条例についてでありますが、これは食肉処理センターの廃止に伴い、宮古地区広域行政組合食肉処理センター条例を廃止しようとするもので、これを原案どおり可決しております。 議案第5号 宮古地区広域行政組合一般廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは新たに宮古広域リサイクルセンターを設置するとともに、所要の改正をしようとするもので、これを原案どおり可決しております。 議案第6号 宮古地区広域行政組合職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは地方公務員育児休業等に関する法律の一部改正により、育児休業及び部分休業の対象となる子の年齢が3歳未満に引き上げられたこと等に伴い、所要の改正をしようとするもので、これを原案どおり可決しております。 議案第7号 宮古地区広域行政組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは国の例に準じて、介護休暇取得期間を6カ月以内とするとともに、育児又は介護を行う職員の深夜勤務の制限について、所要の改正をしようとするもので、これを原案どおり可決しております。 以上で報告を終わります。 ○議長(三上敏君) 次に、平成14年3月岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会における議決事件の概要について、永浦奎輔君に発言を許します。 永浦奎輔君。             〔16番 永浦奎輔君登壇〕 ◆16番(永浦奎輔君) 去る平成14年3月26日に招集されました岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会において審議された議案等につきまして、その概要をご報告申し上げます。 本定例会は、宮古市役所6階大ホールにおいて開議され、会期は1日限りでございました。議案等は2件で、お手元に配付しております概要報告書のとおりでございます。 議案第1号 平成14年度岩手県沿岸知的障害児施設組合一般会計予算についてでありますが、歳入歳出予算の総額は2億 6,400万円で、前年度当初対比で 6.6%の増となっております。関係市町村の負担金につきましては総額で1億 1,300万円となっております。これは前年度と同額となっており、原案どおり可決しております。 次に、発議案第1号 平成14年度議員等の行政視察についてでありますが、原案どおり承認しております。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(三上敏君) それでは、本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、6番、千葉胤嗣君、7番、近江勝定君を指名いたします。---------------------------------------
    △日程第2 会期の決定 ○議長(三上敏君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期について、議会運営委員会で審査した結果、委員長の報告どおり本日から6月14日までの8日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は8日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 議案第1号 平成14年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについて ○議長(三上敏君) 日程第3、議案第1号 平成14年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 中洞生活福祉部長。             〔生活福祉部長 中洞惣一君登壇〕 ◎生活福祉部長中洞惣一君) 議案集の1-1ページをお開きいただきたいと思います。 議案第1号 平成14年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてご説明いたします。 本案は、平成14年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第 179条第1項の規定に基づき、別紙のとおり5月31日付で専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により議会の承認を求めるものでございます。 1-3ページをお開きいただきたいと思います。 平成14年度宮古市老人保健特別会計補正予算の第1条でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 3,891万 5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ51億 2,534万 7,000円とするものでございます。これは前年度会計において概算交付されている国庫負担金等の精算に伴うものでございます。 内容について、歳出からご説明いたしますので、1-8、1-9ページをお開きいただきたいと思います。 3款諸支出金、1項償還金、1目償還金 640万 3,000円の補正でございます。これは平成13年度社会保険診療報酬支払い基金医療費交付金の精算による返還金でございます。 次に、2項繰り上げ充用金、1目繰り上げ充用金に 3,251万 2,000円の補正でございます。これは平成13年度決算見込みにおける歳入不足分を平成14年度予算から平成13年度へ繰り上げ充用したものでございます。 次に、歳入についてご説明いたしますので、1-6、1-7ページをお開きいただきたいと思います。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目医療費負担金に 3,478万 3,000円、3款県支出金、1項県負担金、1目医療費負担金に 413万 2,000円の補正でございます。これはそれぞれ前年度の精算による過年度交付分でございます。 以上が専決処分の内容でございます。よろしくご承認くださいますようお願いいたします。 ○議長(三上敏君) これより議案第1号に対する質疑に入ります。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) 質疑がないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) 討論がないようでございますので、討論を終結し、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり承認することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり承認されました。--------------------------------------- △日程第4 議案第2号 13災335・336・337・338・339号道路(凍上)災害復旧工事請負契約の締結に関し議決を求めることについて ○議長(三上敏君) 日程第4、議案第2号 13災 335・ 336・ 337・ 338・ 339号道路(凍上)災害復旧工事請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 宇都宮都市整備部長。             〔都市整備部長 宇都宮 満君登壇〕 ◎都市整備部長宇都宮満君) 2-1ページをお開き願います。 議案第2号 13災 335・ 336・ 337・ 338・ 339号道路(凍上)災害復旧工事請負契約の締結に関し議決を求めることについて、ご説明いたします。 この議案は、平成13年2月の異常低温により発生した市道のアスファルト舗装災害復旧工事請負契約を締結するため、地方自治法及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 契約金額が2億 790万円、請負者は三好建設株式会社代表取締役三好健志でございます。 次に、工事概要をご説明いたしますので、2-2ページをお開き願います。 工事場所でございますが、2-3ページの施工箇所図にお示ししてあります真ん中あたりの13災 335号西ケ丘市道板屋近内線のうち延長 850m、 336号臼木は山口田代線のうち延長 1,880m、 337号中里は中里佐羽根線のうち延長 1,970m、 338号田鎖は田鎖老木線のうち延長 1,394m、 339号重茂は重茂白浜線ほか1路線のうち延長 1,447m、合わせて施工延長が 7,571m、表層工、アスファルト部分でございますが、4万 1,780㎡、路上再生路盤工下層路盤でございますが、4万 560㎡となっております。 今回の工事の特徴は、この路上再生路盤工でございます。この工法は、表面のアスファルト部分とその下の粒状の路盤をその場所で専用の特殊な機械で砕き、セメントやアスファルト乳剤等の材料を加えてまぜ、それを敷き詰めて、下層路盤、下地とし、その上をアスファルトで仕上げるもので、より質の高い舗装にする場合に使われる工法でございます。この工法は、舗装発生材、はがしたもの等を現地で再生利用するため、いわゆる建設廃材がほとんど発生せず、その運搬や処理が不要であることと、短時間に施工できますので、自動車交通や付近の住民の方々への影響が比較的少ないものでございます。 次に、合併施工とした理由でございますが、この凍上災害では、認定された部分をそのまま復旧しますと、継ぎはぎだらけの路面状態となり、残された部分と復旧した部分とを将来にわたりちぐはぐな修繕を繰り返すことになります。そこで、今回補助として認定されなかったものの、現地の道路の傷みぐあいから、単独費、起債を導入し、単独費で災害と認定された部分と一体として舗装することといたしました。その際、起債を認められる条件は、全体的な災害関連事業として、改良復旧、現状より改善される復旧工法でなければならないわけでございました。また、特殊な機械が一時期に宮古に何台も稼働することも考えられないこと等から、先ほど申し上げました路上再生路盤工法を適用できる5カ所をまとめて合併入札としたものでございます。 なお、詳しい図面を次のページ以降に添付してありますので、ご参照願います。議案の朗読は省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(三上敏君) これより議案第2号に対する質疑に入ります。 松本尚美君。 ◆22番(松本尚美君) この合併で5カ所を一括して、今回凍上災、発注をしたということの内容で、合併発注の部分が今、部長から説明がございましたが、この路面の補修について特殊なんだというお話でありますが、私は決して特殊ではないという観点から、ちょっと確認したいわけでありますが、宮古市の経済の今の状況からしますと、非常に厳しい状況にあるようです。そういった意味ではこれは国交省も含め、県管理の国道も含めて、この工法は採用になっております。そういった意味で特殊性を強調しながら、また起債の条件等もある、単独費も入れるというような事情も話しておりますが、一業者に集中してやはり出すという部分からしますと、今の市内の状況からすれば、非常に疑問が残るなというふうに思います。 これが5カ所全部ばらばらに出すというのも、工事施工の延長からいっても問題があるなという感じはいたしますけれども、この5カ所を一括で出すという部分が、先ほど説明した部分からは、私はやはりこの経済を考えますといかがかなという印象をまず持ちます。そういった意味で今後特殊性を基本に考えると、これからの工事発注もこういった部分がどんどん取り入れられるということになりますと問題がありはしないかというふうに思うわけです。しかも、金額は2億円を超えるという金額であります。私はそういう意味で、今回の特殊性を強調しながら言っておりますが、決して特殊な工法ではない。宮古市にとっては初めて採用する工法かもしれませんが、これは一般的に市内の人たち含めて、国道、県道走っておりますと、この工法をやっております。 ですから、私はそういった意味でちょっと問題があるというふうに指摘したいわけでありますが、最終的にこういう形で発注になっておりますが、今後も含めて、特殊性を強調して、そういうことがないように求めたいわけでありますが、お考えを伺いたいと思います。 ○議長(三上敏君) 宇都宮都市整備部長。 ◎都市整備部長宇都宮満君) この工法は特殊ではございませんで、特殊な機械を使用して施工すると、こういう考え方でございます。今回これを普通の工法でやろうとしますと、約 5,400tもの大量の廃材が出てまいります。こういったことも勘案いたしまして、今回こういう機械を使っての工法にしたものでございます。また、これはあくまでも今回の凍上災に適用したものでございませんで、合併を前提として、これからもという考え方は現時点では持っておりません。 ○議長(三上敏君) 松本尚美君。 ◆22番(松本尚美君) 私は工法が特殊でないという部分もありますし、お尋ねしているのは、今の市内の経済の状況、この業界の状況からいって、合併する必要があったかどうかと。今、部長は機械が特殊だというお話でありますが、これはほとんどリース会社が持っている機械であります。全国に幾らあるかわかりませんが、県内で稼働している部分も含めますと、私は1台しかないという状況ではないと思います。決して特殊な機械では今はあり得ないんです。実際にどういう会社が持っておられるかわかりませんが、かつてはニッショウリースさんという全国展開をしている舗装屋さん専門の機械のリース屋さんがございます。ほとんど今はそれぞれの舗装会社を含めて、会社の名前なんかついておりますが、ほとんど舗装会社はこの機械を自社機械としては保有していないわけです。ほとんどリースに対応するんです。ですから、私は2分割にしようが、3分割にしようが、この機械の調達というのは何も特殊性はない。それによって単価が大幅に違うということであれば、積算上、違うとは思いますが、そういうことはないはずだと思いますが、今後こういう集中することがないように、決して私は特殊な工法でもないし、特殊な機械でもない、そのように思っております。 以上です。 ○議長(三上敏君) 田中尚君。 ◆21番(田中尚君) 議会が何でも通るというふうな状況もあるかと思いますが、大変議会に対する説明が何といいますか、不親切、あるいは簡単過ぎるような説明になってきているなという思いがします。といいますのは、これは随意契約なのか、それとも一般競争入札の結果だったのか。だとすれば、何社が参加して、どうだったのかという、少なくとも入札の経過にも触れた形があってしかるべきというのがまず指摘したい部分であります。 それから、もう一つは工期の部分でありますけれども、こういう合併して、市内の結構長い延長なんですが、これは災害を受けたそれぞれの道路、例えば 335号線はいつからいつまでとか、そういう路線番号ごとに工期があるのかないのか。それともこれも含めて、合併ですから、一括していつまでに終わればいいというふうなことなのか。そういったことも一々聞かないとわからないというふうなことは、建設常任委員の皆さんにはあるいは説明がされていることではないかというふうに思いますけれども、基本的な考え方からすれば、やはり1社にこういうふうな仕事がここの業者でなければできないと、あるいは4億円かかるところが半分で済むんだと、何とかかんとか、こういうふうな入札結果にしかならないというきちっとした説明があってしかるべきだと私は思うんです。 今、大変仕事がなくて困っている中で、こういう形で1社に仕事が集中するというのは、私も松本議員がおっしゃるとおり、いかがなものかなというふうに思います。先ほどの質疑で明らかになったことは、結局これも特殊な機械とはいえ、ここの三好建設さんが自社の装置として機械設備として持っているわけではない。リースだということになりますと、そういう形で指導をかけて、先ほどお話のございました路上再生路盤工ですか、こういうふうな工法でお願いしますということで、私はやはり市内の業者、崎山の保安問題がありますけれども、そういうふうな方向で均等にといいますか、1社に偏らないような発注というものにもやはり少し工夫が必要ではないのかと思うんですが、その辺も含めて、先ほどの説明では私聞いていても納得できませんので、その辺にも触れたご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(三上敏君) 宇都宮都市整備部長。 ◎都市整備部長宇都宮満君) 入札の契約に至った経緯の説明が不十分でございまして、大変申しわけございませんでした。この契約に至る経緯でございますが、条件つき一般競争入札で去る5月28日に4社による入札の結果、三好建設株式会社が落札したものでございます。平成14年6月8日から平成15年2月28日までを予定工期としてございます。 ○議長(三上敏君) 田中尚君。 ◆21番(田中尚君) いわばことし1年分の仕事を宮古市が保障してあげたと言っても私は言い過ぎでないような発注の仕方だと思うんです。しかも、その分、ここの業者の施工能力はどうかということになりますと、私は詳しくはわかりませんが、これはそういう意味で災害を受けた路線ごとに、ここは例えばいつまでに完成させてほしいというふうなこととか、そういういわばめり張りのきいた災害復旧というものが必要だと思うんです。今のお話を聞きましても、これですと1社がやるものですから、1回に道路に全部かかれるというものでもないと思うんです。そういう点で私は大変発注の仕方に納得がいかないということを申し上げたいと思います。 ○議長(三上敏君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 田中尚君。 ◆21番(田中尚君) 条件つき一般競争入札も4社ということになりますと、事実上、指名競争入札と同じであります。私はあえて落札率がどうかということを聞かなかったのはそういうことがあるわけでありまして、この間、宮古市が施行しております入札制度の試みにつきましては、その意図が必ずしも実っていないと。そうであるならば、百歩譲って、他の建設業者の皆さんにもこういう形の業務が保障されるような形でいくのも一つの方策ではないのかなと。形が競争入札としても、そのような形の実績があるわけでありますから、本当に宮古市が予定しております最低制限価格に近づけてやろうと思えば、これはいろいろな方法がありますよ。直前で抽選で発表するとか、これはあるんです。そういう意味で私はそういう状況を考えますと、大変これは反対であると。事業そのものは住民にとって大変切実で要望な事業でありますけれども、契約の出し方が非常に問題があると。業者の方にうらみはございませんが、そういう点では非常に政策に配慮の欠けた仕事の発注だというふうに思いますので、私は反対の討論をしたいと思います。 以上です。 ○議長(三上敏君) 松本尚美君。 ◆22番(松本尚美君) 先ほど私が聞かなかった分を田中議員から聞いていただきましたが、これは一般競争入札の条件つきということになった。額から推定すれば、そういうことですが、私からすれば、この条件つき一般競争入札にするために合併するというふうにしか思えないんです。そういった意味から、私は常々昨今の宮古市内の経済状況を考えますと、やはり市内の業者を、主たる営業所を含めてある。地域にこれを含めて貢献している業者を優先的に指名して、仕事を発注する必要がある、そのように思います。何も格好を見れば、ばらばらであれば、本来はこの一般競争入札にならない部分が、合併して、無理くりこれをやるためにやっているとしか思えないんです。 結果がよければオーライなのかということになりますが、行政の考え方として、市内業者は市民で回りますから、今後こういうことが往々にしてあるということになれば、私は一方では市民の納税者の理解が得られない、そのように思います。市長は常々二兎も三兎も追うと。出崎開発も含めて、地元の経済波及効果、地域振興室が特命機関のように出ておりますが、そういう地域振興したいという観点からすれば、無理くり合併して、この条件、一般競争入札をしようというのが明らかに見えます。特殊性、特殊な機械だということでありますけれども、三好建設さんは地元の業者であります。地元の業者が施工することに何ら異議はございません。 しかし、本来の意図がそういうことにあるとすれば、私は今後こういうことに関しては問題がある。単体で1億 5,000万円超えている部分ではないですよ、これは。1路線で1億 5,000万円超えないわけです。とすれば、明らかに5件合併して、1億 5,000万円を超える。その要件を満たす。そのように誘導したとしか思えない雰囲気もあります。市長の考え方がどうかわかりませんが、こういうことで市長、市内の経済が結果としてよければいいんですか。私は基本的な行政の考え方だと思います。その辺十二分に考えていただかないと、今後こういうことが往々にしてあるということであれば、私は個人的にこれは反対せざるを得ないことになります。 以上です。 ○議長(三上敏君) 竹花邦彦君。 ◆25番(竹花邦彦君) 実は私も本会議の前段に、この凍上災害請負契約の締結に関して、なぜ合併入札になったのかということについて、現課の方からお伺いして、お話を承りました。先ほど具体的な特殊な機械のお話がなかったわけでありますが、私がお伺いした際には、この機械は全国で13台しかないというお話を伺ったところでございます。そういった意味からすれは、私も本来であれば、今の地域の経済状況からいけば、当然地域的な区分をしながら、何件かの入札に分けてやることがベターだというふうに思いましたが、しかし先ほど申し上げましたように、全国でこの機械が13台しかないとすれば、いたし方ないと、こういうふうに私は判断いたしたところでございます。そういった意味で私はこの議案については賛成いたします。 ○議長(三上敏君) これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第2号 13災 335・ 336・ 337・ 338・ 339号道路(凍上)災害復旧工事請負契約の締結に関し議決を求めることについてを原案どおり決するに賛成の方の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(三上敏君) 起立多数。 よって、本案は原案どおり可決されました。--------------------------------------- △日程第5 議案第3号 市道路線の認定について ○議長(三上敏君) 日程第5、議案第3号 市道路線の認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 宇都宮都市整備部長。             〔都市整備部長 宇都宮 満君登壇〕 ◎都市整備部長宇都宮満君) 議案第3号 市道路線の認定についてご説明いたします。 認定しようとする路線は、栄通り7号線、西ケ丘65号線、西ケ丘66号線でございます。 3-2ページをお開き願います。 栄通り7号線は、市道栄通り左側の市道栄通り駒形線から株式会社長谷川岩手工場前までの延長 391.2mでございます。 次に、3-3ページをお開き願います。 西ケ丘65号線及び66号線は、西ケ丘団地東側幹線道路沿いに岩手県住宅供給公社が行った宅地造成に伴うもので、延長がそれぞれ 118mと83mでございます。 この3路線を市道として認定しようとするもので、道路法の規定により議会の議決を求めるものでございます。議案の朗読は省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(三上敏君) これより議案第3号に対する質疑に入ります。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) 質疑がないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) 討論がないようでございますので、討論を終結し、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決するにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第6 意見書案第3号 NPO優遇税制の拡充を求める意見書 ○議長(三上敏君) 日程第6、意見書案第3号 NPO優遇税制の拡充を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋榮君。             〔23番 中嶋 榮君登壇〕 ◆23番(中嶋榮君) 意見書案第3号について、朗読して提案理由の説明とします。 意見書案第3号、平成14年6月7日、宮古市議会議長、三上敏殿。 提出者、宮古市議会議員中嶋榮。賛成者、同じく前川昌登、同じく中野勝安、同じく坂下正明、同じく佐々木武善、同じく田頭久雄、同じく城内愛彦、同じく佐々木勝。 NPO優遇税制の拡充を求める意見書の提出について。 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。 NPO優遇税制の拡充を求める意見書。 (趣旨)国民のニーズの増大と多様化に対して、行政のみでは対応が極めて困難である。したがって今後NPO法人を育成・支援し、活動しやすい環境整備を図るため、優遇税制の拡充を強く求める。 (理由)国民の価値観が多様化する中で、住民のニーズも多様化し、かつ増大しつつあります。こうしたニーズの増大と多様化に対しては、行政のみでは対応することが極めて困難になりつつあります。こうした状況の中で、平成10年にNPO法(特定非営利活動促進法)が施行され、本年4月19日現在で 6,000団体を超えるNPO法人が誕生しつつあります。また、平成13年10月より待望のNPO優遇税制がスタートしたところであります。 しかし、NPO法人に個人や企業が寄付を行う場合、その一定額を所得控除や損金算入の対象とすることができる、寄付金控除制度を利用できる「認定NPO法人」となるための認定要件が厳しく、これまで認定されたのは、わずか5法人にすぎません。今後、より一層NPOを育成・支援し、活動しやすい環境整備を図るために、以下の事項の実現を強く求めるものであります。 記。 1、優遇税制認定要件の緩和。 「総収入に占める受け入れ寄付金総額が3分の1以上」という現行の認定要件について、最初の認定に当たっては「5分の1」とする優遇措置を設けること。なお、2回目以降は現行どおり「3分の1以上」とすること。 2、寄付金に関する単年度主義の改善。 寄付金に関しては、2事業年度を通じて会計処理できることとし、各年度に平均額の寄付があったものとして計上してよいこととすること。 3、みなし寄付金制度の実現。 認定NPO法人がその収益事業に属する資産のうちから、その収入事業以外のために支出した金額は、公益法人等と同等にその収益事業にかかる寄付金の額とみなす(損金算入限度額は、原則として公益法人等と同等の所得の金額の20%とし、一定額以下のものについては、社会福祉法人と同等の50%とする)制度を導入すること。 4、活動地域の緩和について。 優遇税制の認定要件の一つとしての複数の市区町村で活動という要件を緩和して、政令市・中核市及び近年合併されてできた市並びに一定以上の面積の町村については、一つの市区町村の活動範囲でよいとする例外規定を設けること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 ご賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(三上敏君) お諮りいたします。 意見書案第3号は、教育民生常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第3号は教育民生常任委員会に付託されました。--------------------------------------- △日程第7 意見書案第4号 自然再生推進法(仮称)の早期制定を求める意見書 ○議長(三上敏君) 日程第7、意見書案第4号 自然再生推進法(仮称)の早期制定を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋榮君。             〔23番 中嶋 榮君登壇〕 ◆23番(中嶋榮君) 意見書案第4号について、朗読して提案理由の説明とします。 意見書案第4号、平成14年6月7日、宮古市議会議長、三上敏殿。 提出者、宮古市議会議員中嶋榮。賛成者、同じく前川昌登、同じく中野勝安、同じく坂下正明、同じく佐々木武善、同じく田頭久雄、同じく城内愛彦、同じく佐々木勝。 「自然再生推進法(仮称)」の早期制定を求める意見書の提出について。 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。 「自然再生推進法(仮称)」の早期制定を求める意見書。 (趣旨)現在、世界各地で地球的規模で環境破壊が進み、地球温暖化や森林の消失などで自然生態系が大きく失われつつある。したがって、自然環境の回復再生創生を図る自然再生推進法(仮称)の制度制定が必要である。 (理由)近年、地球的規模の環境破壊が進み、地球温暖化や森林の消失など、われわれ人類の生存基盤である自然、すなわち自然生態系が大きく失われつつある事態に立ち至っています。 元来、多様な自然環境に恵まれ、豊かな自然と共存した生活を営んできたわが国においてさえ、最近の各種の開発や都市化の推進等によって、里山や自然河川、あるいは干潟の消失など、貴重な自然が急速に、かつ大きく損なわれつつあるという厳しい実態があります。 自然生態系は、言うまでもなくわれわれの暮らしや生命活動の源となるものであり、これら自然循環というものが基盤にあってこそ、「循環型社会」も「持続可能な社会」の発展も意味をもつものと言えます。 こうした状況のなかで、河川の再蛇行化や里山の回復など、各地において失われた自然を回復、再生しようとする試みが、官民を問わず胎動し始めています。 政府においても、自然と共生する社会の実現に向けて、さまざまな事業が計画され、実施に移されようとしていますが、各省庁間あるいは各地域間で、必ずしも効果的な連携が図られているとは言い難い現状にあります。 以上の現状を踏まえ、NPO(民間非営利団体)等の専門知識や地域住民の活力等を活かしつつ、環境政策を所管する環境省を中心として、各省庁、地方公共団体、専門家、住民等が一体となって、自然再生事業をより計画的、総合的に取り組めるようにすることが何よりも急務であります。 「自然と共生する社会」実現をめざし、人為的行為によって失われた貴重な自然環境の回復・再生、さらには創生を図る自然再生事業の、より積極的な推進を制度面からバックアップする、「自然再生推進法(仮称)」の一日も早い制定を図るべきであります。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 ご賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(三上敏君) お諮りいたします。 意見書案第4号は、教育民生常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第4号は教育民生常任委員会に付託されました。--------------------------------------- △日程第8 意見書案第5号 森林、林業政策の充実と関連予算措置を求める意見書 ○議長(三上敏君) 日程第8、意見書案第5号 森林、林業政策の充実と関連予算措置を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 竹花邦彦君。             〔25番 竹花邦彦君登壇〕 ◆25番(竹花邦彦君) 朗読して、提案理由の説明といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 意見書案第5号、平成14年6月7日、宮古市議会議長、三上敏殿。 提出者、宮古市議会議員竹花邦彦。賛成者、宮古市議会議員佐々木武善、同じく田頭久雄、同じく永浦奎輔、同じく佐々木勝。 森林、林業政策の充実と関連予算措置を求める意見書の提出について。 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 別紙。 森林、林業政策の充実と関連予算措置を求める意見書。 (趣旨)国民生活に欠くことのできない多面的機能を発揮している森林を健全な状態に育成するとともに、これを支える林業、山林地域の振興政策の充実と予算措置を強く求める。 (理由)日本の国土の7割を占める森林は、国土の保全、良質な水の確保、地球温暖化の防止や自然とのふれあいの場の提供など、国民生活に欠くことのできない多面的機能を発揮しており、環境の世紀と言われる21世紀を見据えた時、昨年の第 151通常国会で成立した、新しい「森林・林業基本法」に基づき、森林を健全な状態に育成するとともに、これを支える林業、山村地域の振興がぜひとも必要となっている。 また、世界的にも地球温暖化防止に向けた「京都議定書」の発効に伴い、適切な森林整備がより一層重要な課題となっていることや、林業労働者の減少、高齢化による林業労働者不足が懸念されるなど、着実な森林整備を進めるための森林・林業政策の充実と、森林を活用した雇用の場の確保・拡大が求められている。 よって国においては、今こそ森林を公共材、環境材と位置づけ、21世紀にふさわしい林政の推進に向け、次のことを早急に実現するよう強く要望する。 記。 1、森林・林業基本計画制定の主旨を踏まえ、森林整備への予算拡充措置を行うとともに、緊急間伐5カ年対策として間伐材の利用拡大対策を講ずること。 2、二酸化炭素の吸収源としての森林の機能の発揮に向けた対策と山村の生活対策、環境対策、担い手対策との連携を深め、予算と一体化した対策を講ずること。 3、国産材の利用拡大に向け、公共施設への木材供給、木質バイオマスエネルギー施設の整備、木材価格の安定に向けた政策を確立すること。 4、林業労働者の確保に向けた労働者の働く環境の整備を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(三上敏君) お諮りいたします。 意見書案第5号は、経済常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第5号は経済常任委員会に付託されました。--------------------------------------- △日程第9 請願第3号 地方バス生活路線の維持を求める請願 ○議長(三上敏君) 日程第9、請願第3号 地方バス生活路線の維持を求める請願を議題といたします。 朗読いたさせます。             〔議会事務局長朗読〕 ○議長(三上敏君) お諮りいたします。 請願第3号は総務常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第3号は総務常任委員会に付託されました。--------------------------------------- △日程第10 請願第4号 憲法の理念に基づく平和外交の推進と有事関連三法案の慎重審議を求める請願 ○議長(三上敏君) 日程第10、請願第4号 憲法の理念に基づく平和外交の推進と有事関連三法案の慎重審議を求める請願を議題といたします。 朗読いたさせます。             〔議会事務局長朗読〕 ○議長(三上敏君) お諮りいたします。 請願第4号は総務常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第4号は総務常任委員会に付託されました。--------------------------------------- △日程第11 請願第5号 教育予算の拡充、学級編制基準・教職員の定数の改善、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願 ○議長(三上敏君) 日程第11、請願第5号 教育予算の拡充、学級編制基準・教職員の定数の改善、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願を議題といたします。 朗読いたさせます。             〔議会事務局長朗読〕 ○議長(三上敏君) 竹花邦彦君。 ◆25番(竹花邦彦君) 今の教育予算の拡充等の請願者の紹介議員、今、杉村事務局長の方から山口豊市議会議員の名前がありましたが、ここは竹花邦彦。最初の1枚目の請願文書表の方が正しい請願者名でございますので、訂正方をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三上敏君) それでは、ただいまの竹花邦彦議員の訂正方を受理いたしまして、訂正いたさせます。 お諮りいたします。 請願第5号は教育民生常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三上敏君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第5号は教育民生常任委員会に付託されました。--------------------------------------- △散会 ○議長(三上敏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 なお、宮古市議会会議規則第10条第1項の規定により、6月8日、9日の2日間は休会といたします。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。             午後2時16分 散会...